ルーター交換後に、インターネット自体は使えるのに、レジ、キッチンプリンタ、ハンディ、決済端末など一部の機器だけ動かなくなることがあります。
飲食店では、プリンタやハンディが店舗内ネットワーク上でつながっていることが多いため、ルーター交換によるIPアドレスやWi-Fi設定の変更がトラブルの原因になることがあります。
ルーター交換後によく起きる症状
- キッチンプリンタから伝票が出ない
- レシートプリンタが反応しない
- ハンディの注文が厨房に飛ばない
- 決済端末が通信エラーになる
- レジ端末だけネットにつながらない
- デリバリー端末だけWi-Fiにつながらない
- 以前のWi-Fi名が消えた
- レジとプリンタが連携しない
なぜルーター交換後に起きるのか
- ルーター交換でIPアドレス帯が変わる
- プリンタが固定IPのままになっている
- POS側のプリンタ設定が旧IPのまま
- SSIDとパスワードが変わった
- 業務用Wi-Fiと客席Wi-Fiの分け方が変わった
- LANケーブルの接続先が変わった
- DHCP設定が変わった
- 旧ルーターの設定が引き継がれていない
まず確認したいこと
- 旧ルーターのWi-Fi名と新ルーターのWi-Fi名
- レジ端末がどのWi-Fiにつながっているか
- プリンタが有線か無線か
- プリンタのIPアドレス
- POS側のプリンタ設定
- LANケーブルの差し込み先
- ほかの端末はネットにつながるか
- どの機器だけ動かないか
POSレジ・ハンディ・決済端末への影響
ルーター交換後はプリンタだけでなく、ハンディ、決済端末、デリバリー端末、自動釣り銭機などにも影響が出る場合があります。小規模飲食店では複数の業務機器が1台のルーターやアクセスポイントに依存していることがあるため、交換前の設定を把握しておくことが重要です。
次回に備えて情報を整理する
店舗で使用しているルーター、Wi-Fi名、プリンタIP、POS、ハンディ、決済端末、デリバリー端末の情報を整理しておくと、次回の交換やトラブル時に確認がしやすくなります。
現地対応で確認できること
- 新旧ルーターの設定差分
- IPアドレス、SSID、LAN構成
- プリンタとレジ端末の通信経路
- ハンディ、決済端末、デリバリー端末への影響範囲
- メーカー問い合わせ前の情報整理
- 再発防止ポイントの共有
まとめ
店舗ITトラブルは、機器単体ではなく、レジ、ハンディ、プリンタ、決済端末、Wi-Fi、ルーターのつながり方を見ながら整理すると原因を解決に向けて整理しやすくなります。メーカー問い合わせ前の情報整理を行い、営業への影響をできるだけ抑えながら確認します。